50代からは戻らないものを守る #名言 #60歳代 #メンタル
歳を重ねると、お金の使い方より先に、時間の使い方を考えたほうがいい場面が増えてきます。
貯金はあとから増やせても、元気に歩ける時期や、親と会える回数、会いたい人と同じ時間を過ごせる機会は、あとから買い戻せないからです。
「もう少し落ち着いたら旅行に行こう」と思っていても、体力や足腰は予定通りには待ってくれません。
行きたい場所があるなら、歩けるうちに行く。
食べたいものがあるなら、体調を見ながら楽しむ。
会いたい人がいるなら、「そのうち」ではなく予定を一つ決める。
人生後半は、こうした小さな先延ばしを減らすことが、後悔を減らすことにつながると思います。
親との時間も同じです。
元気だから来年も同じように会えるとは限りません。
長い旅行や特別な親孝行でなくても、顔を見に行く。
一緒に食事をする。
昔の話を聞いておく。
写真を撮るなら景色だけではなく、その時そこにいた人も残しておく。
何年か経って見返した時、思い出したいのは場所より表情だったりします。
体についても、「悪くなってから考える」では遅いことがあります。
歯が気になるなら早めに診てもらう。
歩く力を落とさないために、短い距離でも日常的に歩く。
いつもと違う疲れや痛みが続くなら、予定より先に確かめる。
大きなことを始めるより、悪くなる前に手をかけるほうが負担は小さく済みます。
家の片づけも、体力がある時ほど自分で決められます。
重い物を運べるうちに整理し、残す物と手放す物を自分で選ぶ。
それは単に部屋をきれいにする話ではなく、あとで家族に判断を任せすぎないためでもあります。
私自身、「いつかやる」をできるだけ日付に変えたいと思っています。
旅行なら季節を決める。
会いたい人には連絡する。
片づけなら一か所だけ予定を入れる。
全部を急ぐ必要はありませんが、やりたいことを無期限にしないだけで、動きやすくなります。
人生後半に守りたいのは、持っている額だけではありません。
歩けること、会えること、自分で決められること、元気なうちに楽しめること。
お金はこれからを支えるために必要ですが、そのお金を使える自分の時間も同じくらい大事にしたいと思います。

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